広島・新井監督 鬼門の交流戦で連勝発進 過去の数字は「関係ないんですから全然」と笑い飛ばす 一問一答
「広島14-0オリックス」(29日、マツダスタジアム) 広島が今季最多の14得点で大勝し、首位をキープした。鬼門の交流戦で2017年以来7年ぶりの連勝スタートを決めた。新井貴浩監督は過去の交流戦での苦戦ぶりについて、「関係ないんですから、全然。去年も言ったじゃないですか」と笑い飛ばした。以下、新井監督の主な一問一答。 【写真】記念に残したいくらい 14点大勝を刻んだスコアボード ◇ ◇ -試合を振り返って。 「まず森下ですよね。今日も素晴らしいピッチングだったと思います。あと打つ方も、全員いい感じだったので、本当いいバッティングだったと思います」 -7回無失点で打っても2安打。 「毎度毎度のことなので、本当に慣れてしまっているというか、ナイスピッチングで、またナイスバッティングだったと思います」 -ハーンが来日初登板。 「初めての登板で緊張はあったと思うんですけど、ストライク先行もしっかりできていましたし、力強いボールもいってましたし、素晴らしいピッチングだったと思います」 -19安打14得点。全体の評価は。 「いやもう評価…最高に良かったと思います。ベテランも中堅も若手も、スタメンも後からいった選手も、みんながいいバッティングをしてくれたと思います」 -小技に一発に、いいところが出た。 「そうだね。みんながみんな、全員がいいものを見せてくれた、すごくいい1日だったと思います」 -初回の内野ゴロで取った1点が大きかった。 「小園が見えているよね。あのときはショートだけ下がっていた。セカンドは前進だった。そこもしっかり内野のポジションニングを確認して入っただろうし、周りが見えている。いい先制点のショートゴロだったと思います」 -末包も泳がされながらの一発。 「今日ホームラン打ちますって言ってたけど、本当に打っちゃいましたね、はい。すばらしいバッティングでした」 -秋山も調子良い。 「ずっといいので、本当1番バッターとしてチームを引っ張ってくれていると思います」 -交流戦、過去の成績なんて関係ないと言っていた通り。 「関係ないんですから、全然。去年も言ったじゃないですか。皆さんは、やれ最下位だ、やれ鬼門だって、みんなは大騒ぎしてましたけど、去年も。言ったじゃないですか、そんなの私、知らないから、関係ないからと。まぁまだ始まったばっかりですけどね(笑)。まだ2試合だけなんで」 -打線は。 「だんだんと形になってきているなと感じます。いつも言っているように、戦いながらチームが成長しているという実感はあります」 -中崎が登録抹消となった。 「ザキはちょっと肩が張っているということだった。こちらから大事を取って、1回抹消するぞと伝えました。大ごとになる前にまたしっかりと万全にして戻ってきてほしいと伝えました。そんな大ごとじゃないので」