サウジアラビアに行ってコンディション復活 32歳を迎えたカンテはまだ仏代表で戦えるか
EURO2024への参戦はあるか
最近はサウジアラビアへ向かうスター選手も増えているが、難しいのが代表選出に関してだ。欧州トップリーグを離れ、サウジアラビアへ向かった選手たちを代表へ招集すべきなのか。悩んでいる代表監督もいるはずだ。 仏『Foot Mercato』が注目するのは、アル・イテハドでフル稼働するフランス人MFエンゴロ・カンテだ。 レスター・シティやチェルシーで活躍してきたカンテは、フランス代表でも2018年のワールドカップ制覇に貢献するなど中盤の絶対的柱だった。30歳を迎えてからは怪我が増えていたのだが、アル・イテハドで戦う今季はコンディションも安定している。 今季ここまでアル・イテハドでは29試合に出場していて、プレイタイム2510分間はチームNo.1だ。32歳を迎えているが、まだフランス代表で戦うだけの実力はあるはず。 同メディアも「ディディエ・デシャンがカンテを無視するのは難しいだろう」と今後の代表選考に注目していて、今夏にはEURO2024も控えている。フランスはパリ・サンジェルマンMFウォーレン・ザイール・エメリ、レアル・マドリードMFエドゥアルド・カマヴィンガ、オーレリアン・チュアメニら守備的MFに豊富なタレントを抱えているが、それでも経験値を考えればカンテは魅力的だ。 ピーク時のカンテは世界最高のセントラルMFの1人と評価されてきたが、サウジアラビアからのEURO参戦はあるか。
構成/ザ・ワールド編集部