米カリフォルニア州知事、対メキシコ貿易と移民労働の重要性強調
Ted Hesson [5日 ロイター] - 米カリフォルニア州のニューサム知事は5日、メキシコとの国境付近で記者会見を行い、同国との貿易と移民労働の重要性を強調した。 民主党のニューサム氏は、共和党のトランプ次期米大統領が計画しているメキシコとカナダの製品に対する25%関税について、米国民が物価上昇に見舞われる「米国史上最大の増税の一つ」と表現した。 農業団体はトランプ氏による記録的な強制送還計画が農業労働者にも及べば全米の食料供給に大打撃となる可能性があると指摘している。 ニューサム氏もこの懸念に同調。「大規模な強制送還がこの州、この国の食料コストに与える影響は桁外れだ」と述べた。