阪神5連勝、今季初の2桁得点
(セ・リーグ、阪神15―2中日、5回戦、20日、甲子園)阪神は今季初の2桁得点で大勝し、引き分けを挟んで5連勝とした。打線の勢いが止まらなかった。一回にこの日国内フリーエージェント(FA)権の資格取得要件を満たした大山悠輔内野手(29)の適時打で先制すると、1―2の三回には森下、佐藤輝が適時打を放つなど7得点。クリーンアップそろい踏みで結果を残し、途中出場の前川も2本の適時打で4打点を記録するなど先発全員安打で15得点を記録した。先発の大竹耕太郎投手(28)は7回8安打2失点で2勝目。0―1の二回に3連打などで逆転を許し、この回までに6安打を浴びる不安な立ち上がりだった。それでも直後の攻撃で自ら投手強襲の適時内野安打を放つなど7得点を挙げて8―2と大量リードすると、三回以降の投球はチェンジアップなどを有効的に使った。