かけるだけで夜空の星がクッキリ!ありそうでなかった星空観測用メガネ #CPプラス2024
世界初かも? CP+2024の会場で、ロマン溢れるメガネを発見しました。 その名も「Stellar Glasses(ステラー・グラス)」。なんでも、このメガネをかけるだけで肉眼で確認できる天体がより明るく、よりクッキリと見えるようになるそうなんです。 【全画像をみる】かけるだけで夜空の星がクッキリ!ありそうでなかった星空観測用メガネ #CPプラス2024 開発したのは株式会社サイトロンジャパン。 大砲サイズの天体望遠鏡や、双眼鏡や星空観測用オペラグラス、カメラ用フィルターなどを製造販売している会社です。 星景写真用フィルターも作られており、光を集める特殊なコーティング技術が用いられているそうです。そして、その光を集める効果を応用して作られたのがStellar Glassesです。
「暗くても見やすくなる特殊コーティング」が施されている
サイトロンジャパンの方に詳しいお話を伺ったところ、人間の目は暗い場所ではより多くの光を取り込もうとするために瞳孔を開きますが、そのかわりに視力が低下してしまうそう。そこで、Stellar Glassesの表面上に特殊なコーティングを施して瞳孔を開かなくてもより多くの光を取り込めるようにすることで、かけるだけで暗い場所にいても明るい場所にいるのと同じくらいの視力を保つことが可能になり、星空をよりクッキリと、より鮮やかに観察できるようになるそうなんです。 あなたの目により多くの星の光を届けてくれるメガネなんて、ロマンですねえ。 メガネの上にもかけられるサイズ感で、0.25度が入っており、等倍で星空を楽しむことができるそうです。 販売開始予定は2024年4月で、販売価格は未定とのこと。 これは気になります! Photos: 山田ちとらSource: CP+, Sightron Japan
山田ちとら