高橋一生&飯豊まりえ共演『岸辺露伴は動かない 懺悔室』、5月23日公開!邦画初のオールヴェネツィアロケ
撮影は昨年秋に行われ、無事にクランクアップを迎え、現在編集中。かつてナポレオンが“ヨーロッパで最も美しい広場”と称した、ヴェネツィアを象徴するサン・マルコ広場を始め、サン・ロッコ教会、ぺスカリア市場、プンタ・デラ・ドガーナ、バルバリーゴ・ミノット宮殿、パロッツォ・ダ・モスト、原作にも登場するサンティ・ジョヴァンニ・エ・パオロ広場などヴェネツィアを代表する名だたる名所でのロケを敢行。映画の撮影に許可が下りるのは異例な歴史的建造物や、イタリアのルネサンス期を代表する画家ティントレットの絵画など、本編の至るところに貴重な建物や絵画が多数登場するという。
あわせて公開された2種類のティザービジュアルは、物語が動き始める教会で撮り下ろされた写真を使用。懺悔室に腰掛ける露伴のビジュアルは、神父席の扉が片側だけ閉められ、顔が半分しか見えない。もう1点は、中世の修道士を想起させるフードを被った露伴が、真っ赤なビジュアルとして切り取られている。映画第1作『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』では“黒”が作品のテーマカラーになっていたが、本作では“赤”が象徴的な色として扱われている。超特報映像は、居場所を問い詰められ、次の作品の舞台がヴェネツィアに決まったことを告げる露伴(高橋)と担当編集・泉(飯豊)の会話から始まり、ヴェネツィアの美しい街並みと共に、路地を足早に歩く露伴や怪しげな仮面の男とのすれ違いなどが切り取られている。
なお、2024年5月に放送された実写ドラマ第4期・第9話にあたる「密漁海岸」のラストでは、飯豊演じる泉京香が「食をテーマにした怪奇ミステリー!」「舞台は美食の国イタリア。ぴったりじゃないですかー」「次の取材旅行はこれで決まりですね」と発言していたことから、次はイタリアを舞台にしたエピソードとして「懺悔室」が実写化されるのではないかと予測する声が上がっていた。2022年に放送された第8話のラストでは、エンドロールの後に泉が「パリ!」と口にし、鞄から写真を取り出して「ルーヴル美術館」とつぶやいており、翌年にルーヴル美術館を舞台にした読切作品「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」が映画化、公開されることとなった。また、2024年5月には高橋と飯豊が入籍を発表し、大いに話題を呼んだ。 高橋一生、飯豊まりえ、渡辺一貴監督、脚本・小林靖子のコメント全文は下記の通り。(編集部・石井百合子)