百貨店初売り、東京も朝から行列 コロナ制限緩和で来客増
東京都内の大手百貨店で2日、2024年の初売りが本格的に始まった。今年は新型コロナウイルス感染症の行動制限緩和で来店客の増加が見込まれる。店舗前には朝から福袋やセール品を求める客の行列ができた。 日本橋高島屋(中央区)では午前10時の開店前から長蛇の列ができ、入店待ち客数は前年比で約3割増えた。食料品を中心に計約1万4千個の福袋を用意。すき焼き用の牛肉を求めて朝7時から並んだ都内在住の女性(72)は「子どもや孫が集まるので良い物を買いたい」と話した。 そごう・西武の西武池袋本店(豊島区)は「毎年多くの人が来店する」(広報担当者)として1日から営業した。