千葉県内の地銀 千葉銀 京葉銀 千葉興業銀 3行の中間決算出揃う
チバテレ(千葉テレビ放送)
千葉県内の地銀3行の2024年4月から9月までの中間決算が出そろいました。 千葉銀行 米本努 頭取 「今回の決算は総じて好調な結果となった。単体の中間純利益は33億円増加の398億円と連結・単体とも中間純利益は過去最高となった」 千葉銀行が発表した中間決算によりますと、本業のもうけを示すコア業務純益は532億円でした。 貸出金残高が順調に推移したことや日銀の追加利上げなどで貸出金利回りが上昇し資金利益が増加したことが主な要因で、M&Aなどの法人関連手数料やキャッシュレス決済の手数料などを含む役務取引等利益も増加しました。 純利益は、398億円で中間期として4期連続で過去最高を更新しました。 一方、京葉銀行の中間決算はコア業務純益が96億円で、純利益は82億円と中間期としては過去2番目を記録し、過去最高となった2014年9月以来10年ぶりに80億円を超えました。 人件費や新しい勘定系システムの導入に向けた経費が増えましたが、国内の金利上昇で貸出金利息が増え、法人向けのサービスも好調でした。 京葉銀行 熊谷俊行 頭取 「金利のある世界が始まった中での中間決算という事で、結果的には増益・上方修正・増配・自社株買取という方向に舵を切れた」 千葉興業銀行はコア業務純益が60億円、純利益は50億円で中間期として過去最高となりました。 千葉興業銀行 梅田仁司 頭取 「今般9月末のところで上方修正を発表したが、それを上まわりながら、当初の予想からすれば大幅に上回る利益水準で着地できた。非常にいい内容。充実した決算ができたと受け止めている」
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