NPB最速166キロの元巨人選手がダイヤモンドバックス移籍、今季既に3チーム目
ダイヤモンドバックスは6日(日本時間7日)、オリオールズからウエーバー公示された元巨人のチアゴ・ビエイラ投手(31)を獲得したと発表した。ビエイラにとって今季すでに3チーム目となる。 ブラジル出身のビエイラは17年にマリナーズでデビューし、ホワイトソックスを経て19年オフに巨人と契約。21年から守護神を務め、同年8月13日の中日戦ではNPB最速となる166キロを計測した。この年は19セーブを記録したが、翌22年は9試合の登板に終わり退団。NPBでは3年間で通算92試合に登板し0勝6敗、3ホールド19セーブ、防御率3・61だった。 昨季はブルワーズとマイナー契約し、9月に昇格して2試合に登板。今季は16試合で防御率5・64と乱れ、5月20日にDFA(メジャー40人枠から外す措置)となりオリオールズに移籍していた。しかし同27日のレッドソックス戦で1死も奪えず1安打4四球で3失点し降板し、今月3日に再びDFAとなっていた。メジャー通算42試合で2勝2敗、1ホールド2セーブ、防御率6・71。