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ドジャースの大谷翔平選手の元通訳・水原一平被告（39）が日本時間5日、カリフォルニア州の連邦地裁に3回目の出廷をし、罪を認める見通しだ。事件発覚後、報道陣に無言を続ける水原被告をFNNのカメラが単独取材。保釈中の生活の一部も明らかになった。 【画像】FNNは保釈中の水原被告を単独取材　「すみません」と一言

FNNのカメラに「すみません」

FNNのカメラが捉えたのは黒いキャップに黒縁の眼鏡姿の水原被告の姿。人の目を避けるために“変装”しているのだろうか。 水原被告はFNNの取材に対してこう答えた。 ーー大谷選手に対してどのように思われているか　教えていただけないでしょうか? 水原一平被告: すみません。

「テスラ」に乗りテイクアウト　保釈中の水原一平被告の生活は?

5月中旬、カリフォルニア州にある飲食店の駐車場に止まった一台の白い車。 これは電気自動車の“テスラ”。ロサンゼルスのセレブにも人気の車だ。 中から出てきたのはドジャース・大谷翔平選手の金を不正に送金し、違法賭博に使用した元通訳の水原一平被告。ハーフパンツにサンダルといった“ラフ”な姿で、飲食店へと入っていった。 焦っているのか、車は斜めに止められ、駐車スペースからはみ出ている。 その後すぐに、紙袋ふたつを手に退店。店内の滞在時間はわずか20秒だった。水原被告は、飲食店に事前に注文していた食事をテイクアウト。するとすぐに車に乗り、走り去っていった。 外出先から自宅に戻ってきた水原被告。スマホに目を落としたまま、自分の部屋への階段を行き過ぎたことに気づいた。

水原被告少なくとも2回目の引っ越し?

そして、5月末には、自宅から大きな荷物を運び出す水原被告の姿があった。これは、保釈後、少なくとも2回目となる“引っ越し”。 生活用品を、自宅から次々と持ち出し、愛車のテスラに運び入れていく。さらに部屋に飾っていたとみられる“一輪挿しの花”まで。引っ越しの作業中には、水原被告がたばこをくわえ、何やら思い悩んでいるようにもみえる場面もあった。 もともと水原被告は、4月末頃まではひと月の家賃が100万円以上とみられる高級マンションに住んでいたが、5月、この集合住宅に引っ越してきたばかり。間取りは1LDKから2LDKで、家賃は30万円から45万円ほど。 水原被告は大谷選手から約1700万ドル、日本円で約26億円以上を不正に送金していた他、納税申告の所得を410万ドル、6億円以上を過少に申告していた罪に問われている。 水原被告は罪を認めることで量刑が軽くなる司法取引に合意していて、その中には大谷選手の被害額の全額を賠償することなども含まれている。そのため、必要な金銭を捻出するためにも、100万円クラスの住宅からは、引っ越す必要があったとみられる。 部屋から水原被告が大切そうに抱えてきたのは、フレンチブルドッグとみられる愛犬。今の水原被告にとって、数少ない“癒やし”となっていたのか、大切そうに見つめる姿も。最後に犬を車に乗せ、わずか数週間以内となった滞在でこの“仮住まい”をあとにしていった。 もともと暮らしていた部屋の家賃からすると3分の1程度とはいえ高額に見えるが、ロサンゼルス周辺の平均家賃を住宅情報サイトで調べると、1LDKの部屋が2150ドル、日本円で約33万円と、このあたりでは平均的な家賃相場にあたるといえる。 ちなみに以前、水原被告が住んでいた家賃100万円クラスの物件を調べてみると、郊外の高級住宅街で広々としたリビングに、ベッドルームとバスルームが複数ある60坪程の一軒家も借りることができそうだ。