ラグビー元日本代表・田中史朗さん 将来の桜戦士に心得伝授 「まずはエディーと会話を」
ラグビー元日本代表の田中史朗さん(39)が12日、宮崎市内で将来の桜戦士に代表の心得を伝授した。選手育成を目的に選抜された「JAPAN TALENT SQUAD プログラム」の大学生8人に熱弁。15年W杯でエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)に意見した自身の経験を踏まえながら「まずはエディーと会話をして、自分をアピールしてほしい」と呼びかけた。 同地で合宿を行うジョーンズHCから、前日夜に“講師役”を頼まれたといい、「僕らはコミュニケーションをとることでチームつないでいた。みんなももっと喋るようにしましょう。いろんな質問もしないと自分の可能性は上がらない。もっとコミュニケーションとりましょう」 「桜のマークをつける以上負けることは許されない。プライド持ってベスト8、4を目指してほしい」などと何度も熱い言葉を投げかけ「代表に入ることが目標ではない。早い段階からチームに入って、引っ張っていってほしい」と金の卵たちに期待した。 同じく講義した日本代表リーチ・マイケル(35)は「日本ラグビーが良くなるためには若い世代の力も必要。もっと交流を増やしていきたい」と台頭を望んだ。