四国水族館で「海ごみ」問題を楽しく学べる展示会 STU48メンバーも小学生に読み聞かせ 香川・宇多津町
KSB瀬戸内海放送
香川県の水族館で海ごみの問題を楽しく学んでもらうための展示が始まりました。 【写真】読み聞かせをするSTU48の福田朱里さん
瀬戸内海の海ごみの問題解決に取り組んでいる日本財団が、香川県宇多津町の四国水族館で開いた展示会です。 (瀧川奈津希リポート) 「こちらの桃太郎のイラストが描かれたパネル。ひっくり返すと『積極的にリサイクルに取り組もう』『買い物にはエコバックを持っていこう』など、海ごみを減らすためのヒントがたくさん隠されているんです。どんどんめくっていきたくなりますね」 パネルがひっくり返る仕掛けは子どもたちに大人気! 子どもたちは、魚の展示を楽しみながらパネルを読んで、瀬戸内海に流れ込むごみのうち約3分の2が街から出ていることなどを学んでいました。 (小学3年生は―) 「ペットボトルとかは、海に行っちゃうと魚が食べて死んじゃったりするから、自分でできるだけごみを増やさないようにしようと思いました」 「ポイ捨てをしないように取り組みたい」 18日は、瀬戸内地域を拠点に活動するアイドルグループ「STU48」のメンバー2人が登場。倉敷市の琴浦南小学校の3年生約40人に海ごみに関する読み聞かせをしました。 (読み聞かせ STU48/福田朱里さん) 「ある日おばあさんが川で洗濯をしていると、どんぶらこどんぶらこ、ペットボトルが、空き缶が、レジ袋が、たばこの吸い殻が、流れてきました」 (日本財団 経営企画広報部/栗田萌希 広報チームリーダー) 「実は身近にできるアクションがたくさんあると知っていただき、自分たちの生活にも取り入れていただければと思います」 展示会「海をたすけるすいぞくかん」は、3月27日まで四国水族館で開かれています。
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