宮崎銀行が2期ぶりに増収増益…9月中間連結決算、最終利益14.2%増
宮崎銀行が8日発表した2024年9月中間連結決算は、売上高にあたる経常収益が前年同期比11.8%増の381億円、最終利益が14.2%増の48億円で、2期ぶりに増収増益となった。 【写真】宮崎市の100年たどる写真1000枚…50年代の「環状交差点」や70年代のにぎわう青島海水浴場
経常収益の増加は、貸出金利息が個人向け、法人向け、地方公共団体・政府向けのいずれも増えたことや、有価証券利息配当金が増えたことなどが要因という。25年3月期連結決算では経常収益772億円、最終利益93億円と見込んでおり、今年5月に発表した時点より経常収益は50億円、最終利益は10億円上方修正しているという。
杉田浩二頭取は記者会見で「本業の利益が増加し、有価証券部門においても大変変動が激しく難しい市場環境であったが、計画通りの利益を達成できたことが結果につながった」と述べた。