<センバツ>明石商3年ぶり8強 打線活発、13安打で13得点
◇第91回選抜高校野球2回戦 ○明石商13-4大分● (30日・甲子園) 明石商(兵庫)が2桁得点で大分(大分)に大勝して、2016年(88回大会)以来3年ぶりに8強に進出した。明石商は、この後の啓新(福井)-智弁和歌山(和歌山)戦の勝者と、31日の第4試合で対戦する。 【写真特集】明石商vs大分 明石商の大技・小技が冴えた 明石商は宮口、大分は武藤と、ともに背番号10の控え投手が先発し、不安定な立ち上がりとなったが、明石商が小技・大技を交えた攻撃で序盤から得点を重ね、大分を突き放した。 明石商は一回、スクイズで先制。同点とされた二回には岡田のソロ本塁打と2本の適時打で4点を勝ち越した。四回には途中から登板した中森が中越えにソロ本塁打などで加点。五回、七回に1点、八回には打者10人で4点を奪い、試合を決めた。 大分は先制された一回に適時打で同点としたが、明石商の2番手・中森を打ち崩せず、中森が降板した八回に3点を奪うにとどまった。