DeNA・山本祐大捕手が独立リーグ出身選手として史上初の受賞/「第53回三井ゴールデン・グラブ賞」受賞者発表
守備の名手に贈られる「第53回三井ゴールデン・グラブ賞」の受賞者が12日、発表された。 セ・リーグは巨人から4人、パ・リーグはソフトバンクから5人が受賞。両リーグ通じての最多得票はセ・リーグ二塁手部門での巨人・吉川尚輝内野手(29)の232票だった。 初受賞はセ・リーグが6人、パ・リーグが5人。セ・リーグ捕手部門ではDeNA・山本祐大(26)が独立リーグ出身選手としては両リーグの全ポジションを通じて史上初の受賞となった。また、ソフトバンクのリバン・モイネロ投手(28)がロッテ・小島和哉投手(28)を1票上回って初受賞した。 両リーグ通じて受賞者ゼロの球団はヤクルト、オリックス、ロッテ。 同賞は選考基準に達したプレーヤーの中から、新聞社、通信社、テレビ局、ラジオ局のプロ野球担当記者として5年以上にわたり現場での取材を主にしている記者が投票で選ぶ。今季のセ・リーグの有効投票者数は298、パ・リーグは259だった。 【セ・リーグ】 投手 菅野智之(巨人)=4年ぶり5回目 捕手 山本祐大(DeNA)=初受賞 一塁手 岡本和真(巨人)=初受賞 二塁手 吉川尚輝(巨人)=初受賞 三塁手 坂本勇人(巨人)=初受賞 遊撃手 矢野雅哉(広島)=初受賞 外野手 秋山翔吾(広島)=初受賞 岡林勇希(中日)=3年連続3回目 近本光司(阪神)=4年連続4回目 【パ・リーグ】 投手 L・モイネロ(ソフトバンク)=初受賞 捕手 甲斐拓也(ソフトバンク)=2年ぶり7回目 一塁手 山川穂高(ソフトバンク)=初受賞 二塁手 小深田大翔(楽天)=初受賞 三塁手 栗原陵矢(ソフトバンク)=初受賞 遊撃手 源田壮亮(西武)=7年連続7回目 外野手 辰己涼介(楽天)=4年連続4回目 周東佑京(ソフトバンク)=初受賞 万波中正(日本ハム)=2年連続2回目