広島×東京「府中市」コラボ 市の広報誌で互いの魅力を発信 実はともに市制施行70年
広島県府中市は今月の広報誌から、ともに市制施行70年を迎えた東京都府中市の紹介を始めた。東京都府中市も広報誌で同様の取り組みをし、11月まで同名の市同士で情報を発信し合う。 【動画】広島県府中市のPRキャラ「大夢楽咲煌(おおむらさき)」 広島の府中市の広報誌では今月、東京の府中市の概要を掲載。人口約26万人で、荒井由実の「中央フリーウェイ」の歌詞に登場する東京競馬場があることなどを案内している。同市のふるさと納税のサイトにつながるQRコードも付けた。 同市の広報誌も広島の府中市のコーナーを設けた。今月はもやしを入れずミンチ肉を使う府中焼きを紹介。都内にあるアンテナショップ「NEKI(ネキ)」で9月に開かれる実演・試食会を告知している。 今後は互いの観光施設や市名の由来となった備後国府・武蔵国府に関する情報などを掲載する予定。広島の府中市政策企画課は「お互いの市を市民に知ってもらい、交流を活発化させたい」としている。