電柱の「鳥の巣」が燃えて市街地が停電 3520戸に影響、信号機も消える 巣作りの季節…電力会社は対応に苦慮
13日午後2時40分ごろ、長野県長野市箱清水2の交差点で、電柱上のカラスとみられる鳥の巣と電線などを焼く火事があった。 【写真】電柱上の巣からは枝が落ちていた
けが人はいない。中部電力パワーグリッド長野支社(長野市)によると、火事の影響で配電設備の一部が損傷し、一時最大3520戸が停電した。同支社は巣が出火原因とみて調べている。
近隣住民によると、鳥の巣は3週間ほど前からあり、住民から通報を受けて同支社が現地を確認。この時季は鳥の営巣が多く、同支社は優先順位をつけて撤去準備をしていたという。