再注目される既存技術テーマに 尾張繊維技術センター、来月5日に講演会
【尾張】あいち産業科学技術総合センター尾張繊維技術センター(一宮市)は、7月5日午後1時半から一宮市大和町馬引の同センターとウェブ配信で「繊維技術セミナー」を開催する。デジタル化や環境配慮が必要となる中で、再注目される既存技術をテーマに講演を行う。参加無料。 日本繊維機械学会東海支部、尾州ファッションデザインセンター、愛知県繊維振興協会との共催。 講演は、カトーテック(京都市)の河内敬常務が「手触りを数値化する風合い試験機KES(ケス)のご紹介」の演題で登壇。KESは同社が1972年に開発し、AI(人工知能)化が難しいとされる手触りや肌触りなどを数値化できることから再注目されている。 また、ケケン試験認証センター中部事業所(一宮市)の松永展佳所長が「サスティナブル素材・羊毛―環境配慮型素材が注目される現代において―」と題して講演する。 定員は会場30人、配信40人。申し込み期限は7月2日午後5時。問い合わせは、尾張繊維技術センター素材開発室(電話0586・45・7871)まで。