ステランティス ジャパン、新代表取締役社長に成田仁氏が就任
Stellantis(ステランティス)ジャパンは1月9日、2025年1月1日付けで新しい代表取締役社長に成田仁(なりた じん)氏が就任したと発表した。 成田氏は、いすゞ自動車でキャリアをスタートさせ、2002年にビー・エム・ダブリューに入社、多様なディーラー開発プロジェクトを完遂。2004~2005年にBMW AG(独本社)でアジア・東ヨーロッパのディーラー開発チームでの国際業務を経験。2008年にアウディジャパンへ転職し、ディーラー開発部門にてマネジャーおよびゼネラルマネジャー、2013年にハーレーダビッドソンジャパンにてディーラー開発部門のダイレクターを経て、2015年にビー・エム・ダブリューにディーラー開発本部長として復帰。2020年に常務取締役就任、2021年よりビー・エム・ダブリュー東京の代表取締役社長を務めた人物。 成田氏は今回の就任について、「多様なお客さまのライフスタイルやニーズに合わせたブランドと商品を提供できることが、ステランティスの最大の強みと思います。お客さまにご満足以上の喜びを感じていただき、ディーラー、パートナー、インポーターとそれらに従事するアソシエイトが一緒に成長できるビジネスモデルを構築してまいります」と述べている。 ■ 成田仁氏略歴 ・アウディジャパン株式会社 ネットワーク開発部 部長 ・ハーレーダビッドソンジャパン株式会社 ディーラー開発 ダイレクター ・ビー・エム・ダブリュー株式会社 ディーラー開発本部 本部長、常務取締役 ・ビー・エム・ダブリュー東京株式会社 代表取締役社長 ・趣味はドライブとモーターサイクル、アウトドアアクティビティ全般 ・信条は「チャレンジを楽しむこと」 なお、元代表取締役社長の打越晋氏は、Stellantisジャパンをハードウェアからソフトウェア主導にシフトさせる新たなシステム構築、8つの全ブランドを通じて顧客にPower of Choiceを提供するという企業意義の推進に尽力。今回、新しい挑戦に臨むとしている。
Car Watch,編集部:塩谷公邦
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