鈴木優磨「自分に一番イラついた」 浦和戦ドローを悔恨「最後のところで失点するチームは弱い」
鈴木はシーズン10得点到達も「あまり意識していない」
また、後半の戦いについて「個人的な考えだけど、似ているところとしてレッズもウチもペナ内のセンターバックが強い。そこで守れればいいやという考えになると、なかなかプレスに出られない。前から行くのとハイラインはセットになってきているので、ブロックを作るのも大事だけど、後半は初めから守れればいい、2点を守ればいいやというサッカーで納得はできない。僕たちもなんとかプレスの形を変えようとしたけどなかなか共有されずカウンターも出せなくなった。個人的にも悔しい」と、メンタリティーの部分も指摘していた。 この2ゴールでシーズン10得点になったが、「あまり意識していない」と話す。一方で「個人的には、浦和戦というのは普通の試合と自分に言い聞かせるけど、すごく特別なゲームだと思っている。このスタジアムで点を取るのは、どこのスタジアムで点を取るよりも嬉しい。浦和へのリスペクトもあるし、勝ち切れなかったのが悔しい」と話した。このカードは、リーグ戦ではシーズンをまたいで5試合連続引き分けになった。 全38試合のうち19試合を終えチームは2位での折り返しになった。鈴木は「チームでどれだけこの経験を生かそう、同じ思いをしたくないと思える選手が多いか。俺には関係ないやという選手が出てこないようにしたい」と話していた。
轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada