<ドラゴンボールDAIMA>話題の新作テレビアニメ 世界最速上映 「皆さんが期待しているものは全て入っている」 野沢雅子「ドキドキ!」
故・鳥山明さんの人気マンガ「ドラゴンボール」の40周年を記念したイベント「ドラゴンボールダイマツリ」が10月6日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催され、アニメの完全新作シリーズ「ドラゴンボールDAIMA(ダイマ)」のワールドプレミアが実施された。「ドラゴンボールDAIMA」が世界最速上映され、1986年にテレビアニメ「ドラゴンボール」がスタートしてから約38年にわたって主人公・孫悟空を演じている声優の野沢雅子さんは「どうなるの!?と楽しみです。皆さんと同じ気持ちです。うれしくて、ドキドキ!ですよ」と語った。 【写真特集】「ドラゴンボール」新作 どうなる? 豪華声優集結 イベントの写真を一挙に
新作は、“ある陰謀“により小さくなってしまった悟空(ミニ)と界王神(ミニ)が、新キャラクターのグロリオ、パンジと共に大魔界で冒険を繰り広げる。エグゼクティブプロデューサーの伊能昭夫さんは、新作について「マンガの原作が先にあるわけではない。いろいろなびっくりがあると思います。いろいろ仕込んでいるので、見ていただきたい。皆さんが期待しているものは全て入っていると思っていだければ」と語った。
伊能プロデューサーは、「ドラゴンボール」シリーズの今後の展開に向けて「まだまだいろいろなことを考えて続けていく。野沢さんと一緒に頑張っていきたい」と意気込んだ。
ワールドプレミアには、界王神(ミニ)役の小林由美子さん、グロリオ役の内山昂輝さん、パンジ役はファイルーズあいさん、オープニングテーマ「『ジャカ☆ジャ~ン』ゼッド feat. C&K」を担当するシンガー・ソングライターユニット「C&K」、エンディングテーマ「NAKAMA」を担当するAIさんも登壇した。
「ドラゴンボールDAIMA」は「ドラゴンボール」の40周年を記念したアニメ。今年3月に急性硬膜下血腫のため死去した原作者の鳥山さんがストーリー、キャラクターデザイン、設定などを担当した。アニメシリーズの新作は2018年3月に放送を終了した「ドラゴンボール超(スーパー)」以来、約6年ぶりとなる。フジテレビが毎週金曜午後11時40分に新設するアニメ枠で、10月11日から放送される。
「ドラゴンボール」は「週刊少年ジャンプ」(集英社)で1984~95年に連載された人気作で、コミックスの累計発行部数は約2億6000万部。テレビアニメは、「ドラゴンボール」が1986年2月~1989年4月、「ドラゴンボールZ」が1989年4月~1996年1月、「ドラゴンボールGT」が1996年2月~1997年11月に放送。鳥山さんが手がけた完全新作のオリジナルストーリー「ドラゴンボール超」が2015年7月~2018年3月に放送された。