アンタッチャブル柴田、マージャンは“ゴールのないマラソン”「目標がないまま走らないといけない難しさとつらさ。でも楽しい」
アンタッチャブル・柴田英嗣が7月9日、都内で行われた「麻雀最極決定戦!サバイバルバトル極雀」合同取材会に、トータルテンボス・大村朋宏、岡野陽一、プロ雀士の鈴木たろう氏、詩人の御徒町凧とともに出席した。 【写真】雀卓を囲む御徒町凧、大村朋宏、岡野陽一、鈴木たろう氏(写真左から) ■30以上のマージャン番組を放送 スカパー!では、8月1日(木)が「牌の日」=マージャンの日であることにちなみ、8、9月に30以上のマージャン番組を放送。伝説の芸能人雀豪たちの24時間対局生中継からMリーグ最強マッチ、女流雀士対決まで、真夏の熱い戦いが集結する。 そして、8月30日(金)にはフジテレビONEにて、視聴者のニーズに即した、よりエキサイティングかつスピード感に溢れた芸能人とプロ雀士によるマージャン大会で、2016年より放送のオリジナルマージャンコンテンツ「麻雀最極決定戦!サバイバルバトル極雀」のseason45が放送予定となっている。 ■大村朋宏、マージャンは「全部に共通している」 同番組でMCを務める柴田は、同番組が長きにわたり愛されている理由を聞かれると「誰でも出られるハードルの低さ。ハードルが一番低いマージャン番組として取り上げていただきたいです。12歳以上なら誰でも出られます。それくらいのハードルでやらせてもらっています」と冗談を言って笑いを誘った。 改めて、マージャンの魅力を聞かれると、「要するにゴールのないマラソンですよね。マラソンで例えると42.195km走ったくらいマージャンを打ったんですけど、全然ゴールがないんですね。私はいま給水所で折り返してもいないですね」と表現する。 大村から「うまいような感じで言っていますけど、全然うまくないですよ」と突っ込まれつつ、柴田は「だからこそ楽しいんですよね。目標がないまま走らないといけない難しさとつらさ。でも、楽しいっていうのがマージャンですかね」と声を弾ませた。 同じ質問に、大村は「大げさではなく人生に近いといいますか、駆け引きもあって、耐えるとき、攻めるときのメリハリもある。この判断というのが、仕事においても、人生においても、恋愛においても全部に共通しているなって思っています」としみじみ。 どんな企業の社長でもマージャンが強いという持論を語り「ビジネスで荒波を越えてきているので、そういうところで生きるのかなって僕は思いますね」と力強くコメントした。 ■かわいい子が増えて、群がる男子がマージャンを始める また、長きにわたりマージャンを愛好している大村は、マージャン人口が増えてきている実感があるそうで「吉本にもマージャンリーグがありますし、プロもそうですけど、かわいい子が増えたなと思いますし、それに群がる男子がマージャンを始めるんですよね。アイドルとかがやっているってだけで。そういう相乗効果でどんどん広がっているんじゃないかなって気がしますね」と吐露。 「街中でマージャン牌のピアスとか、アクセサリーもかわいいってなっていて、この世の中どうなっているんだ。全然かわいくないだろうって思うんですけど、それも人気の一つかなって気がしますね」と大村節で語った。 そして、締めのコメントを求められた柴田は「他にはないルールでやらせてもらっているので、そこも楽しみにしていただきたいですし、夢がありまして、(同番組で)僕はマージャンを打っていないんですけど、いつか極雀の柴田さんを見てマージャンを始めましたとか、極雀の柴田さんを見てMCを始めましたって人が出てくるくらい頑張りたいなと思います」と言葉に力を込めた。 ◆取材・文=風間直人