「良い活躍ができて良かった」ソフトバンク中村晃が「ピンクフルデー」で価値ある先制打
◆ソフトバンク6―2西武(17日、みずほペイペイドーム) ソフトバンク中村晃が「ピンクフルデー」で価値ある適時打を放った。2回1死三塁、西武先発ボーのスプリットに中村晃は反応。打球は前進守備の三遊間を抜けた。2試合連続でスタメン出場し、ともに打点をマークした。 ■配布されるピンクリボンユニ&ラバーダック【写真】 この日は「ピンクフルデー」と銘打ってピンクリボンユニホームを着用して試合に臨んだ。「良い活躍ができて良かった」と乳がん早期発見の啓発活動を行う団体への寄付活動を続ける中村晃にとっても価値ある一打となった。 寄付活動は中村晃にとっては今季で7年目で、球団としては鳥越裕介2軍監督(当時)が2009年に始めた活動が続いている。17日には鳥越氏から健診で早期発見につながった例があったと聞いた。「検診を受けて早期発見できたっていう話も聞きました。本当に良かったなと思いますし、その人は元気に生活しているということだったので。発見が早ければ助かる病気なので、早く見つけてひとりでも多く元気になれればいいかなと思います」とさらなる啓発活動を誓った。
西日本新聞社