価格が安いので「低脂肪乳」の牛乳を購入しています。成分無調整の牛乳よりヘルシーで健康にもよいのでしょうか?
成分無調整の牛乳とは
農林水産省によれば、成分無調整の牛乳とは、生乳を加熱殺菌しただけで、成分を調整していないもののことをいいます。「牛乳」と表示されている商品はすべて成分無調整だと思ってよいでしょう。 100ミリリットルあたりに以下のような栄養成分が含まれている商品もあります。 ・エネルギー:69キロカロリー ・たんぱく質:3.4グラム ・脂質:3.9グラム ・炭水化物:5.0グラム ・カルシウム:114ミリグラム 成分無調整牛乳はカルシウムやたんぱく質などの栄養が豊富です。生乳を加熱殺菌しただけなので、生乳本来のコクとうまみがあるのも特徴のひとつです。ただし、低脂肪乳に比べて高カロリーなので飲み過ぎには注意しなければなりません。
成分無調整の牛乳より低脂肪乳の方がカロリーは低い
牛乳はいくつかの種類に分類されていますが、その中でも低脂肪乳は成分無調整の牛乳に比べて価格が70~100円ほど安いものもあり、節約のために低脂肪乳を購入するようにしている人もいるでしょう。 低脂肪乳と成分無調整の牛乳では含まれている栄養成分にも違いがあり、それぞれのメリットとデメリットをよく比較することが大切です。健康面のことも考えたうえで選ぶことをおすすめします。 出典 一般社団法人日本乳業協会 農林水産省 消費者の部屋 こどもそうだん 畜産業 牛乳に「成分無調整(せいぶんむちょうせい)」と表示されていましたが、どういう意味ですか。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部