【みやこS】オメガギネス乗り替わりの理由 サンライズジパングの懸念点
[GⅢみやこS=2024年11月3日(日曜)3歳上、京都競馬場・ダート1800メートル] 好メンバーが揃ったGⅢみやこSで1番人気に支持されているオメガギネス(牡4・大和田)の鞍上を見て、「松山じゃないの?」と思った人もいるだろう。圧勝した前々走、重賞で2着に入った前走と連続で騎乗していたのに…。しかし、間違っても実力を疑って別の馬に乗るわけではない。先週に書き込まれたオメガギネスに関する担当記者のメモにはこうある。 「チャンピオンズCへの直行と両にらみだったが次週のみやこSへ。松山Jは先約があったため鞍上には藤岡佑を予定」 参戦決定を慎重に行ったために起こった乗り替わりであり、依頼が集まる有力ジョッキーにはあり得るケース。後ろ向きな理由ではないので、安心していい。 騎手といえば、気になるのは3歳馬で唯一出走するサンライズジパング。前走のジャパンダートクラシック後、武豊から「右回りだとコーナーでスピードが落ちるから左回りの方がいいね」というコメントが出ていた。京都は右回りだが…。 現場から浮上する穴馬としてはプロミストウォリア(牡7・野中)が面白い。調教班が今週の動きについて「長期休養明けだった前走とは動きが違う」と一変を示唆。先週、野中調教師も「前回は長欠明けでしたし、今回はラクにこれました。馬の感じもはるかにいいし、バランスが全然良くなっている。広い馬場に替わるほうが競馬はしやすいと思う」と話していたという報告が記者から届いている。 なお、上記のような記者の「取材メモ」は先週から搭載された「記者メモ」で公開中だ。
東スポ競馬編集部