モデル末期を迎えたスバル・フォレスターからSTIスポーツをベースにした特別仕様車を設定
STIスポーツ・ブラック・インテリア・セレクションを発売
「スバル・フォレスター」は2018年6月に発表された現行型で5代目を数える。すでに2023年11月にアメリカで6代目となる新型が発表され、2024年4月にはその価格も米国で発表されたばかり。したがって、現行型の5代目はモデル末期に差しかかっているといえるだろう。 【写真7枚】すでに6代目の新型が発表され、そろそろモデルの終焉を迎えそうな5代目スバル・フォレスターにスポーティなSTIスポーツをベースにした特別仕様車、「STIスポーツ・ブラック・インテリア・セレクション」。黒で精悍にまとめたインテリアをはじめ詳細画像をチェック ◆走りと利便性を両立 5代目フォレスターは、ライバルよりも高めの220mmの最低地上高やスバル自慢のシンメトリカル4WDがもたらす走行性能のほか、Cセグメント・サイズSUVならではの取り回しの良さや居住性、積載性といった高い利便性も魅力となっている。そんな熟成を重ねた現行型に、特別仕様車「STIスポーツ・ブラック・インテリア・セレクション」が設定された。 ◆上質感のある内装 この特別仕様車はフォレスターの中でもスポーティなグレードとなる「STIスポーツ」がベースに上質感を加えた特別な内装が最大の見どころになっている。 標準モデルに対して、ナッパレザー本革シートをはじめ、シルバーのステッチが配されたインパネ、ブラック表皮巻きのインパネ加飾パネルとフロアコンソール・リッドを備える。BピラーとCピラーの内側にピアノブラック調ピラーカバーが配置されるなど、インテリア全体が黒でコーディネイトされ、精悍で質感の高さを享受できる。 ◆新色を追加 さらに、フォレスターとして初めて「オフショアブルー・メタリック」が専用色として設定された。ほかに「クリスタルホワイト・パール」、「アイスシルバー・メタリック」、「マグネタイトグレー・メタリック」、「クリスタルブラック・シリカ」を用意する。 そのほか、フロントビュー・モニターとスマート・リアビュー・ミラーを特別装備することで、運転支援装置「アイサイト」の機能を拡張している。 搭載されるパワートレインはベース車同様、1.8リッター水平対向4気筒ターボで、CVTのリニアトロニックが組み合わされている。 価格は385万円、パワーリヤゲート装着車は390万5000円となっている。 文=塚田勝弘 (ENGINE WEBオリジナル)
ENGINE編集部