中村倫也「結局チーム力が大事なんだなって」仕事と日々の暮らしの両立で感じる充実感と親への感謝
料理好きとして知られる俳優の中村倫也さん。3月14日には初の料理本『THE やんごとなき雑炊』(KADOKAWA)を上梓しました。中村さんならではの独創的な料理名やレシピはもちろん、料理ができ上がるまでにかわされる料理監修の先生との会話も描かれ、普段から自由に料理を楽しむ中村さんの様子を窺い知ることができる1冊です。 【画像】無邪気な笑顔も!中村倫也さんの近影写真と初の料理本『THE やんごとなき雑炊』で披露したレシピの数々(全16枚) ライフステージの変化により家庭と仕事を両立する状況が生まれているなかで、中村さんが両立するために心がけていることをお聞きしました。
■家事は段取り「あとでラクしたいから事前準備するタイプ」 ──『THE やんごとなき雑炊』では、レシピだけではなく、料理の美味しさを格上げするプロセスや段取りについてもわかりやすく説明されていますね。中村さんご自身が普段料理を作るときも、段取りや効率を意識されていますか? 中村さん:まず、自分のなかで使い勝手のいい食材を4~5日分まとめて買っておくことですかね。玉ねぎ、じゃがいも、なす、小松菜、キャベツ、トマトとかの野菜と肉や魚、シーフードミックスとかを冷蔵庫に入れておく。あとは麺類とか。
そうやってストックしておいて、その日の気分で和洋中の調味料と組み合わせるだけです。自分のなかで、「これさえあれば、あの料理ができる」っていう定番を、切らさないでおく。そこから段取りって始まっているんじゃないですかね。 ── ほかの家事でも段取りを大事にしてますか? 中村さん:調理しながら洗い物するとか、脂っこいものは洗剤につけておくとか。料理ができ上がる頃には洗い物を終えていたいと思って段取ってます。掃除とかも気づいたらちょこちょこ掃除機かけたり、コーナーだけ掃除したり。洗濯も仕分けをしておくとか、事前準備をしておくタイプかも。あとでラクをしたいから。段取っていかないと、あとで不具合が出てくるじゃないですか。それって仕事でも同じですよね。