センバツ2024 京都外大西 初戦へダッシュ! 甲子園練習で汗 /京都
18日に開幕する第96回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)に出場する京都外大西が13日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)での練習に臨んだ。甲子園練習は新型コロナウイルス禍で中止が続き、実施は5年ぶり。選手たちはグラウンドの感触を確かめ、試合本番に備えた。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 午前9時半、三塁側ベンチ前に整列した選手たちは、乾光葵主将(2年)のかけ声で憧れのグラウンドに飛び出した。練習時間は約30分で、チームの強みである守備や、相手の悪送球を想定した走塁の練習に取り組んだ。 初めて「聖地」のマウンドに立った田中遥音投手(2年)は「マウンドの硬さが自分にフィットしている。すごく投げやすい」と手応えを語った。上羽功晃監督は「甲子園は広いと言われるが、悪送球になっても思いのほか進塁できない印象だった」と分析した。 京都外大西は大会3日目の20日、第2試合(午前11時半開始予定)で、前回大会優勝の山梨学院と対戦する。乾主将は初戦に向け、「チャレンジャーではあるが、下から見すぎるのもだめ。同じ高校生という目線で戦いたい」と気持ちを新たにした。【水谷怜央那】 〔京都版〕