因縁深すぎる…ダイアナ妃の実家がウィリアム派とヘンリー派に分裂か?
ダイアナ妃の姉たちの反応は
そして、スペンサー家メンバーでウィリアム王子派の可能性があるもう一人が、ダイアナ妃の長姉レディ・セーラ・マッコーコデールだ。9月にチャールズ国王の名代としてウィリアム王子が王立空軍カレッジ・クランウェルの卒業式に出席した際に、王子を見守るために式典に出席している。レディ・セーラは、ウィリアム王子がクランウェルを卒業したときにもケイト・ミドルトンとともに王子が翼のメダルを授与されるのを誇らしげに見守っており、今回の卒業式では、10年以上昔の、まだ仲が良かった頃の兄弟を思い出したかもしれない。
一方、ダイアナ妃の次姉で男爵夫人ジェーン・フェローズはどうだろうか? ティナ・ブラウンが著書「ダイアナ・クロニクル:伝説のプリンセス最後の真実」で“最も分別があり、責任感が強く、勉強熱心”と評したレディ・ジェーンは、亡き妹に約束した通り、妹の息子たちを見守り続けている。平等に愛したいのが前提とはいえ、レディ・ジェーンがヘンリー王子贔屓なのは誰もが認めるところ。これは、スペンサー家に対するウィリアム王子とヘンリー王子の思い入れの差が大いに影響しているに違いない。長年、エリザベス女王の私設秘書を務めた夫ロバートの葬儀には警備上の理由で欠席と思われていたヘンリー王子が電撃的に出席。愛する叔母と叔父への敬意の表れと、レディ・ジェーンは非常に感動したとのこと。葬儀では互いに目も合わせようとしない兄弟を無理やり会話させようともせず、二人に温かく接していたレディ・ジェーン。葬儀に出席したヘンリー王子は、幼い頃と何ら変わることのないジェーンおばさんとチャールズおじさんの愛情を感じたと多くのメディアが推測している。
ヘンリー王子派の人も
また別の報道によるとスペンサー家の人々はヘンリー王子とウィリアム王子を仲直りさせようと苦心しているとのことだが、実にウソっぽい。というのも、フェローズ男爵の葬儀が行われたノーフォーク州スネティシャムのセント・メアリー教会からダイアナ妃が埋葬されたアルソープまで車で2時間弱なのにウィリアム王子は足を伸ばすどころか、そそくさと帰宅しているのだ。アメリカ横断して、さらに大西洋を渡って葬儀に出席し、ダイアナ妃の墓参りをしたヘンリー王子との差は明らかで、レディ・ジェーンはさらにヘンリー王子愛を強めたはず。
今後のロイヤルファミリーはどうなる?
スペンサー家の分裂を招いたウィリアム王子とヘンリー王子の不仲だが、今後はほかのロイヤル家族も引き裂く可能性がありそうだ。例えばカミラ王妃との緊張が伝えられるアン王女がヘンリー王子贔屓なのは間違いないし、その娘婿マイク・ティンデルはウィリアム王子とのブロマンスでも有名。というふうに、確執の火種はロイヤルのあらゆる場所で燻っていそう。