プーチン露大統領、死去のイラン大統領を「真の友人だった」と追悼 自爆ドローン調達も
イランのライシ大統領らの訃報を受け、イランと友好関係にあるロシアのプーチン大統領は20日、「ライシ師は傑出した政治家であり、人生を祖国への奉仕にささげた。ロシアの真の友人として両国関係の発展に計り知れない寄与を果たした」と哀悼の意を表する弔電をイランの最高指導者ハメネイ師に送った。露大統領府が発表した。 【写真】首脳会談に臨むプーチン大統領とイランのライシ大統領=2023年12月 ウクライナ侵略で欧米諸国と決定的に対立したロシアは、反米保守強硬派のライシ政権との接近を加速。イランから多数の自爆ドローン(無人機)を調達し、ウクライナ攻撃に使用している。 ベラルーシのルカシェンコ大統領は「ライシ師はわが国の真の友人だった」との声明を発表。アゼルバイジャンのアリエフ大統領も「ライシ師の記憶は常に私たちの心に生き続ける」と追悼した。タス通信が伝えた。