ディズニーの元「イマジニア」が語る、クリエイティブな夢の仕事を手に入れるためのヒント(海外)
アン・モロー・ジョンソンさんは建築設計事務所ゲンスラー(Gensler)のデザイン・ディレクターだ。 【全画像をみる】ディズニーの元「イマジニア」が語る、クリエイティブな夢の仕事を手に入れるためのヒント ジョンソンさんはウォルト・ディズニー・イマジニアリングで、アトラクションのデザインに携わったこともある。 希望に満ちたクリエイターがどうすれば最も魅力的な仕事を得られるのか、ジョンソンさんはそのヒントを教えてくれた。 ※この記事はゲンスラーEntertainment and Experience Design Practiceのデザイン・ディレクター兼グローバル・エンターテインメント・リーダーのアン・モロー・ジョンソンさん(37)への取材をもとに聞き書き、編集したものです。モローさんはディズニーでアトラクションの研究・開発を担うイマジニアを含め、複数の職務を経験してきた。 わたしにとって初めてのフルタイムの仕事はRobert A.M. Stern Architectsだったけれど、ディズニーのイマジニアの仕事はおもしろいかもしれないと言ってくれたのは妹のアリスだ。 もともと建物や建築に興味があったわたしは、演劇好きな子どもでもあった。演劇や劇団にも何度か参加していたので、芸術との接点にも興味があった。 演劇とデザイン、どちらにも興味はあったものの、この2つを組み合わせることは考えもしなかった。ただ、妹に言われてすぐに、おもしろそうだと思った。 こうしたものを「ワールド・ビルディング」や「ナラティブ・ベースド・デザイン」 ── ディズニーに入社するまで聞いたこともなかった言葉だ ── に融合させることができるのは素晴らしかった。それまでバラバラに感じられた世界が驚くほどひとつにまとまっていくように感じられたからだ。 MBAを目指していた2013年にわたしは初めてインターンシップに応募し、イマジニアリングの仕事に就いた。その後、学位を取得したあと、フルタイムで戻った。 わたしはウォルト・ディズニー・イマジニアリングで10年働いた。
率先して行動することで、成功への道を切り開こう
わたしからの1つ目のアドバイスは「挑戦しなければならない」ということだ。「クリエイティブな業界で働いてみたいと思っていた」とか「わたしもやってみたかった」と言う人たちとわたしも話をしたことがある。競争は激しいけれど、それだけの価値はある。 次のステップは、仕事がものすごく速いとか、優れたポートフォリオを持つとか、問題を解決するとか、どうすれば自分が役に立てるかを見つけることだ。
Lauren Edmonds