海上自衛隊 遠洋練習航海部隊が帰国
tvkニュース(テレビ神奈川)
海上自衛隊の幹部を育てる遠洋練習航海部隊が、過去最長となるおよそ半年の航海から帰国しました。 帰国したのは練習艦「かしま」と「しまかぜ」の2隻です。 式典には隊員の家族らが参加し、一回り成長した隊員たちを精一杯の拍手で出迎えていました。 この航海は、幹部としての資質を身に付けるために行うもので、練習艦としては初めてとなる寄港地、南アフリカのケープタウンなどを経由し、175日間をかけて世界一周から戻りました。 今回は通常の遠洋練習航海を、25日上回る長旅となり、退艦のセレモニーでは、待ちわびた家族らに、隊員たちは航海を終えて晴れやかな表情を見せていました。 北海道から出迎えに来た家族 「よく無事に行って帰って来られたなと。ナポリで山の方までへ走るといって、結構遠くまで走ったみたいなことを、私たちは地図帳を見ながら『今ここにいる』と言いながら『この火山だね』と」 実習を終えた隊員は、数日の休暇を与えられたのち、幹部として各部隊へ配属されます。
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