草彅剛主演映画『碁盤斬り』に出演! 中川大志「俳優をすごくリスペクトされている」白石和彌監督の印象は?
“上質な音楽を、じっくり味わう”をテーマにTOKYO FMで放送中の生ワイドラジオ番組「THE TRAD」(毎週月曜~木曜15:00~16:50/月、火:稲垣吾郎、山本里菜/水、木:ハマ・オカモト(OKAMOTO'S)、中川絵美里)。パーソナリティが各音楽ジャンルに秀でたマイスターたちとともに、本質的で流行に左右されない、上質な音楽と趣味の話題をお届けする音楽番組です。 5月28日(火)は、ゲストに俳優の中川大志さんが登場。今回の放送では現在公開中の出演映画「碁盤斬り」(主演/草彅剛さん)撮影秘話、白石和彌監督との交流などについて語ってくれました。
中川さんは2009年に俳優デビュー。2011年にドラマ「家政婦のミタ」(日本テレビ系)の出演で注目を集めます。以降、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」、「坂道のアポロン」、地球ゴージャス「儚き光のラプソディ」など、さまざまな映画、ドラマ、舞台で活躍中。 現在、テレビドラマ「95」(テレビ東京系)と「滅相も無い」(MBS/TBS系)に出演中の中川さん。現在公開中の草彅剛さん主演映画「碁盤斬り」にも出演しています。 映画「碁盤斬り」は、映画「凶悪」「日本で一番悪い奴ら」「孤狼の血」などの作品で知られる白石和彌監督が初めて手掛ける時代劇映画。古典落語の演目「柳田格之進」を基に、冤罪事件によって娘と引き裂かれた男が武士の誇りをかけて復讐に挑む姿を描いています。 中川さんは、主人公の娘に好意を寄せる江戸の両替商・萬屋の手代、弥吉役を演じています。 * 山本:草彅剛さんとの初共演はいかがでしたか? 中川:いつかご一緒してみたいと思っていた役者さんでしたので、共演のお話をいただいたときはすごく嬉しかったです。白石監督の映画にもいつか出てみたいと思っていたので、その2つの念願が叶いました。素敵な先輩方がたくさん出ておりまして、その面子のなかに自分が入れることも嬉しかったですね。 稲垣:弥吉さんはコミカルなところやチャーミングなところもあったりして、映画のなかでほっとできる存在だよね。 中川:ピュアでちょっと抜けているところがありますよね。 稲垣:そういう役を演じるのって難しかったでしょう? 中川:いつも時代劇のときは所作が難しかったりするのですが、あまりそこに力を入れすぎないというか、若者らしさを大事にできたらいいなと思って演じました。落語が基になっているので、実はお話のなかで起きていることってすごくシンプルなんですよ。しかも、現在の自分たちにも起こりうることなんですよね。 稲垣:そうだね! 中川:草彅さんもおっしゃっていたんですけど、僕らみたいな若い世代、あとは海外のお客様にも観ていただきたい時代劇となりました。 稲垣:時代劇の入門編として入りやすいですよね。 山本:白石監督との交流、エピソードなどはありますか? 中川:白石監督がこれまで手掛けた作品から、怖い人なのかなと勝手に思っていたんです(笑)。だけど、ものすごく物腰の柔らかい優しい方でした。監督自身が本当に映画が大好きなんだなと、毎日の現場で伝わってきましたね。監督が誰よりも映画作りと現場を楽しんでいるように見えました。 稲垣:楽しそうにしてくれていると僕らもついていきたくなりますよね。 中川:俳優をすごくリスペクトされているなと感じました。 稲垣:では、ある程度俳優たちに委ねてくれた? 中川:そうですね。プロフェッショナルな方たちが、丁寧な仕事をしていた現場でしたね。 稲垣:「碁盤斬り」は現在公開中なので、ぜひみなさんも劇場でご覧ください! (TOKYO FM「THE TRAD」2024年5月28日(火)放送より)