ハロウィーンに多くの若者が集まる聖地「オアシス21」 当日は店舗が終日休業し地下広場は夕方から閉鎖へ 名古屋
CBCテレビ
10月31日はハロウィーン、仮装やパーティーで楽しもうかなと計画している人もいるかもしれません。 名古屋の「聖地」では安全対策の準備も始まっています。 【写真を見る】ハロウィーンに多くの若者が集まる聖地「オアシス21」 当日は店舗が終日休業し地下広場は夕方から閉鎖へ 名古屋 毎年10月31日に行われるハロウィーン。 日本では仮装した若者たちが、お祭り騒ぎをする…、そんな風景が当たり前になりました。 一方で、お祭り騒ぎが過ぎて逮捕者も出るなどしたため、10月31日は警察や行政が警戒を強める1日に。 東京・渋谷では30日、安全対策として「ハチ公像」周辺を封鎖する作業が夜明け前から始まりました。 ■名古屋のハロウィーン聖地は… これまでの名古屋のハロウィーンでも…。 2016年には栄の街を歩行者天国にして、思い思いに仮装した若者たちが練り歩く姿が。 そして、その3年後の2019年…。 名古屋市東区の「オアシス21」は多くの若者が集まり、名古屋の「ハロウィーンの聖地」と呼ばれるほどに。 この年「オアシス21」には約8万7000人が詰めかけましたが、コロナ禍で一旦は沈静化。 このころから混雑によるトラブルを避けようと、入場規制などが行われるようになりました。 ■去年は一部施設が閉鎖されることに (オアシス21を訪れた若者:2023年取材) 「びっくりした。座るところも全部しまってあるし『どうしたんだろう』と思った」 去年からは、より厳しく一部施設が閉鎖されたほか、市長が「オアシス21への来場は辛抱していただきたい」と呼び掛ける事態に。 それでも規制されていない場所には多くの若者が集まりました。 (仮装して訪れた若者:2023年取材) 「ずっと行きたかったけど(コロナで)行けなくて。ことし、やっと来られた。(規制は)かたくるしい」 (若者に呼びかける警備員) 「ハロウィーンのイベントはございません。皆さん帰りましょう」 ■ことしのハロウィーンにオアシス21は それでは2024年、ことしは…。 (報告:竹下友彩記者) 「あす(31日)のハロウィーンに向けて、カラーコーンや白い幕が設置され、閉鎖の準備が進められています」
ハロウィーン前の10月26日から31日までは屋上の「水の宇宙船」と地上の芝生エリアを毎日夕方から翌朝まで閉鎖。 さらに31日当日は地下の「銀河の広場」が午後5時から閉鎖されるほか、店舗も終日休業します。
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