山口真由氏 上川大臣の発言に「自民党の家族観はトップを代えても変わらない」
ニューヨーク州弁護士の山口真由氏が20日、「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)に出演した。 番組では上川陽子外務大臣が、静岡県知事選の応援で女性支持者らに演説した際に「この方を私たち女性がうまずして何が女性でしょうか」と発言し、撤回したことを取り上げた。 上川氏の発言に対して切り取りという声もあるが山口氏は「切り取りだ、揚げ足取りだというのは、すごく分かるんですけど」と理解を示したうえで「違う思いも湧き上がってきて、この言葉を生み出した空間があるんだと思うんですよね」と推察した。 「自民党の女性支持者が集まっていて。その人たちは恐らくは、多くは結婚していて、子どもがいて、子どもが巣立ったからボランティアで善意の人たちの集団なんでしょうけど。ここにウケると思って、上川さんが政治的なセンスでひねり出しというのが自民党なんだと思うんですよ」と指摘。 それを踏まえて「そういう強固な支持層に抱えられているかぎり自民党の家族観はトップを代えてもそう簡単には変わらないなというのが、私はヒシヒシと感じる部分はありました」と述べた。
東スポWEB