核ごみ調査、10日に全員協議会 玄海町長、可否表明可能性
原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向けた文献調査の受け入れを求める請願を採択した佐賀県玄海町議会が10日に全員協議会を開くことが8日、関係者への取材で分かった。調査実施を検討する脇山伸太郎町長はこれまでに自身の判断をまず全員協議会で町議に説明する意向を示しており、可否を表明する可能性もある。 全員協議会は、脇山町長の依頼により議会が招集したとみられる。脇山町長は4月25日、態度表明について「全員協議会を開いたその場で私の決断を皆さんに伝えて、その日に記者会見を行いたい」と記者団の取材に話していた。