「史上最悪の上司」4タイプと、それぞれへの処世術
いつもあなたをガッカリさせる悪い上司、管理職は珍しい存在ではありません。 ガッカリといっても、様々なものがあります。支援が欲しいと思っているのに無視されているように感じたり、もっと裁量を持たせてほしいと思っているのに管理されているように感じたり。あるいは、上司がたまにメールに返信してくれるだけで感謝したくなるかもしれません。 このような状態にあるのは、あなただけではありません。 従業員1500人を対象とした調査によると、24%が「今までで最悪の管理職」のもとで働いていると感じています。 悪い上司と付き合わなければならないことによる影響はさまざまで、離職率が高くなるだけではなく、睡眠習慣、ほかの人との関わり方や、自尊心にまで影響を与えることがあります。 とはいえ、わたしは長年にわたって管理職の人々と仕事をしてきましたが、意図的に状況を悪くしてやろうと思っている人と出会ったことはありません。 監督的な役割を担う立場にあるほとんどの方々は、それぞれの状況の中で、できる限りの技術、知識、エネルギーや集中力を用いてその役割を果たそうとしています。 それに上司との関係とは、文字通りに「関係」なのです。1人だけでは変化を生み出すことはできません。健全で生産的な上司と部下の関係を維持する責任は全員が負っているのです。 つまり、悪い上司の下で働いていたとしても、その上司との関係がどうなるかは、上司への接し方、対応の仕方によってあなたが変えていくことができるということ。 上司を変えようと努力したり、上司が別の人に代わればいいのにと考えて時間を無駄にしないようにすることが大切です。 ありのままを受け入れることが、まず第一歩。その次に、上司とどうコミュニケーションをとればよいかを考えましょう。 ここでは、悪い上司の4つのタイプと、それぞれにどう対処すればよいのかヒントを紹介しましょう