息子が母親の死体を遺棄か 司法解剖も死因分からず 致命的な外傷は無し 広島
広島市の自宅に母親(86)の遺体を放置したとして、会社員の男(50)が逮捕されていた事件で、警察は9日、司法解剖の結果、死因は不詳だったと発表しました。 【画像を見る】事件を捜査する安佐南警察署 広島市安佐南区に住む会社員の男は、ことし3月ごろから今月4日までの間、母親の遺体を自宅の室内に放置したとして、死体遺棄の疑いで逮捕されました。警察の調べに対し、男は「その通りです」と容疑を認めているということです。 警察は8日、遺体の司法解剖を実施。遺体には刃物で刺されたり、首を絞めたりするような致命的な外傷はなかったということですが、死後数か月が経過しており、腐敗が進んでいたことなどから、死因については不詳だったということです。 男は、母親と2人で暮らしていたとみられていて、警察は亡くなった経緯や、遺体を放置していた理由について詳しく調べています。
中国放送