尹大統領側「違法・無効の令状執行、適法ではない」 法的措置へ
【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の弁護団に加わっている尹甲根(ユン・ガプグン)弁護士は3日、独立捜査機関「高位公職者犯罪捜査処(公捜処)」が尹大統領に対する拘束令状の執行に乗り出したことに反発し、法的措置を取ると表明した。 尹弁護士は聯合ニュースの取材に対し「違法・無効の令状執行は適法ではない」として「現在、憲法裁判所と裁判所に令状に対する異議申し立てを進めており、違法な令状執行に対し法的措置を取る」と述べた。 尹大統領側は、内乱罪の捜査権がない公捜処が請求して発付された拘束令状や捜索令状は違法であり、大統領の権限を侵害したと主張。先月31日、憲法裁判所に令状の効力停止を求める仮処分を申し立てた。 これとは別に、2日には令状を発付したソウル西部地裁に令状執行の不許可を求めて異議申し立てを行った。
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