橿原市出身 柔道・新添左季選手が現役引退/奈良
パリ・オリンピックに出場した橿原市出身の柔道女子70キロ級の新添左季選手が現役を引退したことが分かりました。 新添選手は28歳。橿原市柔道クラブで柔道を始め、天理高校、山梨学院大学へと進学。2023年5月、得意の内股を武器に世界選手権で初優勝し、金メダル候補として2024年パリ・オリンピックに出場。個人戦では7位にとどまったものの、混合団体では日本の銀メダルに貢献しました。オリンピック後、新添選手は、今後についてはゆっくり考えたいと話していて去就が注目されていましたが、11月、全日本柔道連盟へ強化選手辞退届を提出したということです。今後は所属する自衛隊体育学校でコーチとしての道を検討しているということです。