FA杯決勝やEUROに備えプレーせず?OBルーニー、マン・U選手に苦言「監督には同情する」
マンチェスター・ユナイテッドOBウェイン・ルーニー氏は、古巣の一部選手の姿勢に苦言を呈した。 【最新順位表:プレミアリーグ】マンチェスター・U、欧州カップ戦出場権危うく… 12日に行われたプレミアリーグ第37節で、アーセナルと対戦したマンチェスター・U。ホームでの大一番となったが、20分に先制点を許す展開に。その後は主導権を握って猛攻を仕掛けたが、そのまま0-1で敗れている。これでリーグ戦14敗目を喫し、勝ち点54で8位のまま。今季オールド・トラッフォードで公式戦9敗目となったが、これはクラブ史上ワースト記録となった。 今回のアーセナル戦では、ブルーノ・フェルナンデスやマーカス・ラッシュフォードをはじめ、複数の主力選手がベンチ外になっていた。そしてルーニー氏は『スカイスポーツ』で、「選手たちはエリック・テン・ハーグ監督を完全に支持していると思う?」との問いに対し、持論を展開している。 「もしそうだとしても、それをうまく示してはいない。チームには素晴らしい選手が何人もいるけど、パフォーマンスは水準を下回っている。また彼らが負ったケガを見ると、中には100%でプレーできる選手もいると思う」 「EUROやFAカップ決勝が近づいている時、少しの間試合から離れて決勝戦やEUROに備えるのは簡単なことだ。私自身もこれを何年も見てきた。現時点で選手たちは何の功績も得られていない。そして、監督はそのすべての責任を負うことになるだろうね」 FAカップ決勝は25日、EURO2024は6月14日に開幕する。ルーニー氏は、そういったビッグトーナメントの影響があるかもしれないと指摘した。また、「選手たちは自分自身を見つめ直すべき。一部の選手はシーズンを終えようとしている。それが私の意見だ。監督には同情するが、選手が正しいかを確認するのが監督の仕事だ」と語っている。