「南海トラフもいつあるか」原子力防災担当大臣 非公開で川内原発など視察 鹿児島県
鹿児島放送
「南海トラフもいつあるか」―。この週末、川内原発を視察した原子力防災担当大臣が知事、そして薩摩川内市長を相次いで訪問しました。 ■浅尾慶一郎・原子力防災担当大臣■ 「今年の1月には能登半島の地震、あるいは南海トラフもいつあるかというようなこともありますので、しっかりと訓練体制をやっていければと思っています」 浅尾慶一郎・原子力防災担当大臣は土曜日に塩田知事と、そして8日は薩摩川内市の田中市長とそれぞれ面会し、2月に薩摩川内市で行われる国の原子力総合防災訓練で国と県が連携していくことを確認しました。 8日の薩摩川内市では、川内原発や放射線防護対策施設などを視察したということですが、会議の冒頭以外、視察はいずれも非公開で、田中市長は能登半島地震を踏まえた訓練の充実や避難道路の整備の加速などを求めたのに対し、大臣は必要な取り組みを行っていくと述べました。 ■浅尾慶一郎・原子力防災担当大臣■ 「今回の視察で得られた知見や課題を生かし、来年2月に実施する原子力総合防災訓練に臨みたい」