鹿児島市が「放課後等デイサービス」一部有料化方針を表明 市民団体は撤回求め要望活動
鹿児島放送
鹿児島市議会をめぐっては別の廃止案についても反対の声が出ています。 障がいを持つ児童らが放課後や休日に利用する「放課後等デイサービス」について市はこれまで無償としていた利用料を一部有料化する方針を議会で表明しました。 利用児童の保護者や支援者らでつくる市民団体は撤回を求め要望書を提出しています。 障害児通所支援利用者負担無料の継続を求める会 鮫島梨紗代表 「先週の市議会での表明。突然の発表に青天のへきれきでした。当事者だけでなく、市民県民の声をまたもや置き去りにして進めようとする姿勢に不信を感じています」 保護者 「突然、一部負担、一部有料化をするという方針が、また私たちが声を上げることのできない議会場でされたということは、大変ショックでした」 団体は市が無償助成制度のあり方を議論していることを知り、今年6月に設立。 2万2400人あまりの反対署名を提出したうえで、下鶴市長との意見交換の場を設けるよう求めています。 団体は要望書と併せて質問書も提出していて、市は内容を確認して回答するとしています。