ソフトバンクが両リーグ最速20勝 2位日本ハムをアーチ攻勢で圧倒 山川穂高の2打席連発など計3発 和田毅は自身の最年長記録をまた更新
◆ソフトバンク9―4日本ハム(6日、みずほペイペイドーム) 首位のソフトバンクが2位日本ハムとの直接対決を一発攻勢などで制し、両リーグ最速で20勝に到達した。和田毅は今季初先発で今季初勝利。日本ハムとの差を3.5ゲームに広げた。 ■山川の背後で…この日の柳田の「どすこい」!?【写真】 序盤からの点の取り合いとなった上位対決。ソフトバンクは初回に近藤健介の適時打で先制したが、和田が2回に3失点。松本剛の犠飛で同点とされ、フランミル・レイエス、水野達稀、郡司裕也の3連続長短打で2点を勝ち越された。 打線は2回に三森大貴の適時打で1点差に追い上げると、3回は中前打の柳田悠岐を一塁に置いて、山川穂高が逆転の7号2ラン。先発の北山亘基の直球を豪快に左翼席中段に運んだ。 和田が4回に1点を失って同点とされるが、直後の攻撃で三森が勝ち越しの1号2ランを右翼ポール際に打ち込み、北山を降板に追い込んだ。 5回には先頭の山川が2打席連発の8号ソロを左中間席に運ぶと、栗原陵矢と三森にも適時打が出てリードを広げた。 和田は5回を8安打4失点と粘って降板。43歳2カ月で今季初勝利を挙げ、自身が昨年10月3日の楽天戦で記録した42歳7カ月の球団最年長勝利記録を塗り替えた。
西日本新聞社