復興の現状知って 越谷レイクタウンで福島PRイベント きょう8日まで 東日本大震災から13年9カ月 フラガールがショー披露も
2011年3月の東日本大震災から13年9カ月。被災地の復興状況をアピールする復興庁のプロジェクト「知って、学んで、行ってみよう!ふくしま」のイベントが7日、埼玉県越谷市の「イオンレイクタウンmori」で始まった。福島県で活躍するフラガールがショーを披露し、福島県産品の物販などが行われた。あいさつした伊藤忠彦復興相は「復興状況と地域の魅力を知り、福島に足を運んでほしい」と呼びかけた。 兄に続き、世界2位の快挙達成 ファイヤーナイフダンスチームの秩父出身メンバー、ムア史弥さん
伊藤復興相は「震災から13年が経過し、被災地の方々の絶え間ない努力により復興は着実に進んでいる」と強調。「現状を正しく知ってほしい」と放射線の基礎知識などのパネル展示を紹介した。 トークショーには福島県郡山市出身のタレント箭内夢菜さん(24)が登場。小学生の時に被災し「光景が脳裏に焼き付いて忘れられない」と明かし、「緊急地震速報の音が怖く、地震後には吹雪が吹き、寒かった思い出がある」と振り返った。頻繁に帰省しており、「輝きが徐々に戻ってきている。街がきれいになり、復活しているのを感じる」と話し、海産物や温泉など地元の魅力を紹介した。 会場では地震や東京電力福島第1原発事故で被災した双葉町などの復興状況や、農林水産物の放射性物質のモニタリング検査の結果などをパネル展示。福島の郷土料理や酒などの物販も行われる。 8日も午前11時~午後7時まで開催する。入場無料。お笑いコンビ「アルコ&ピース」の平子祐希さん、「たんぽぽ」の白鳥久美子さんら福島出身の芸能人がトークショーを行う。