県警と陸上自衛隊 原発テロを想定した共同訓練 鹿児島
南日本放送
原子力発電所へのテロ対策を強化しようと、川内原発の周辺で16日、県警と陸上自衛隊が共同で訓練を行いました。 訓練には、陸上自衛隊・国分駐屯地の第12普通科連隊と県警の機動隊らが参加。原発周辺では初めて実施しました。 訓練は、武装した海外の工作員の情報を得た警察が、自衛隊に協力を要請。総理大臣から自衛隊に治安出動が命令されたという想定で行われました。 工作員がいる場所へパトカーが陸上自衛隊の軽装甲機動車を誘導し、連携を確認しました。 (県警警備課 本村明敏理事官) 「警察力をもって治安維持ができない場合に、自衛隊と連携・協力しながら事案に対応する」 県警では原発テロなどを想定し、陸上自衛隊と定期的に訓練を行うことにしています。
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