ウクライナ軍の新兵器「AI誘導FPVドローン」がロシア兵を瞬殺
ウクライナも今年に入りAI誘導ドローンの開発を加速させたもよう
ブロウディは今年1月時点で、ロシア軍がこうしたAI誘導FPVドローンを配備していることに気づいている。当時、ソーシャルメディアの多数のフォロワーに、「あまり操縦がうまくない」ロシア軍操縦士によるAI搭載ドローンの攻撃は次のようなものだと動画で説明していた。 「操縦士は目標のゾーンにドローンを入らせて目標を見つけ、それを指し示す。(中略)するとドローンは、動いている目標であってもそれに向かっていって命中する」 ウクライナ軍も自国版AI誘導ドローンを開発するため迅速に動いた。今年春までに試験に入り、半年後には前線で実戦使用し、さらに改良を加えている。第118機械化旅団が生身のロシア兵に対して行った残酷なテスト攻撃が参考になるのだとすれば、このドローンはすでにかなりうまく機能しているようだ。 ブロウディは動画で「われわれは引き続き開発を進めていく」と述べ、ウクライナのAI誘導ドローンは急速に性能を向上させるとの見通しを示していた。
David Axe