仏大使に娘婿の父チャールズ・クシュナー氏指名-トランプ次期大統領
(ブルームバーグ): トランプ次期米大統領は、駐フランス大使に実業家のチャールズ・クシュナー氏を指名すると発表した。不動産開発に携わるクシュナー氏は、トランプ氏の娘婿ジャレッド・クシュナー氏の父。過去に税務の虚偽申告のほう助などで有罪となったが、第1次トランプ政権時代に恩赦を受けた。
トランプ氏は11月30日、トゥルース・ソーシャルへの投稿でチャールズ氏について、「極めて優れたビジネスリーダーであり、慈善家、そして交渉人だ。わが国とその利益を強力に守るだろう」としつつ、「われわれは共に、最も古く、最も偉大な同盟国の一つであるフランスとのパートナーシップを強化していく」と記した。
ジャレッド氏は、トランプ氏の長女イバンカ氏の夫で、第1次政権で大統領上級顧問を務めた。
チャールズ氏は、5月に開催されたトランプ氏のための資金調達イベントの共同主催者だった。
原題:Charles Kushner Nominated by Trump to Be Ambassador to France(抜粋)
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Stephanie Lai