1年で最も臭う“春の汗” 脇や足、ベトベト汗が悪臭に… 対策は?
日テレNEWS NNN
10日の東京は気温が上がり、日中に外にいると少し汗ばむような陽気でした。実はこの「春にかく汗」は、1年で最もにおうといいます。春の汗対策、みなさんはどうしていますか?
10日の東京都心は最高気温24.4℃、5月下旬並みでした。東日本や北日本では4月の平均気温は過去最高を更新し、例年より暑い今年の春。7月にかけても高温傾向が続く予想です。 街の人に「暑くなると気になることは?」と聞くと、かえってきた答えは「汗」。ただ、この春にかく汗は、実は1年で一番におうといいます。専門家は… 東海大学理学部化学科 関根嘉香教授 「汗をかく量が少ない割に、くさい汗になりやすいという特徴。冬の間に、汗腺という汗を出す腺、これが一部お休みしている。その状態で春になって、急に汗をかくようになると、塩分濃度が濃いベトベトした汗が出てしまう」
春の“ベトベト汗”は乾きにくく、放置するとキツいにおいを出してしまうといいます。 “今が一番キツイ”という汗のにおい、みなさんはどう感じているのか、街で聞きました。
会社員(50代) 「脇のあたりはけっこうベタベタしますね』 最近、家族から心ない指摘もあったといいます。 会社員(50代) 「(家族から)まず起きた時に『枕がくさい』。寝てると汗かきますよね、その時に『部屋がくさい』。寝てる時の汗がすごいから。シーツの色が変わってる時ある」
秋葉原で出会った、音楽ゲームで汗を流したという人は… 会社員(20代) 「たぶん100メートル走る、そのくらい汗かいてる。春に汗かいた時のにおい、気にしたことは1ミリもなかった」 ――いつもタオルを持っている? 会社員(20代) 「遊びに行くときは絶対」 この汗をふくタオルも、意外な注意が必要です。 東海大学理学部化学科 関根嘉香教授 「乾いたものでふいてしまうと、水分が足りないということで、また汗が出てきてしまう」