すでに首位セルティックとは15ポイント差…… セルティックOBが宿敵レンジャーズを痛烈批判 「このクラブには負け組のメンタリティがある」
ダンディーに引き分け
延期となっていたスコティッシュ・プレミアシップ第11節でダンディーと対戦し、1-1の引き分けに終わったレンジャーズ。 今シーズンはアウェイでのリーグ戦はわずか3勝しか挙げられておらず、成績が安定しない。ライバルであるセルティックとはすでに勝ち点差が15ポイントにまで広がっており、タイトル奪還は遠のく一方だ。 そんななか、セルティックOBであるクリス・サットン氏は宿敵レンジャーズの現状を英『Sky Sports』にて痛烈に批判した。 「フィリップ・クレメントは責任を取らなければならないが、試合に勝つ方法についての知識と理解を持っているのはピッチ上の選手たちでもある。レンジャーズの選手たちを見て、『多くの選手たちはこのユニフォームに見合うだろうか?』と思う。以前にも言ったが、このクラブには負け組のメンタリティがあるし、何も変わっていない。そしてこれはフィリップ・クレメントだけの問題ではない」 「これはもう何年も何年も続いている。そして今夜のパフォーマンスがいかにつまらなかったかを見れば分かる。セルティックは彼らを笑っている。ブレンダン・ロジャーズは今夜シャンパンを開け、彼らを笑い飛ばすだろう。1月の初旬だというのに、セルティックが15ポイントの差をつけて首位を独走しているのは恥ずべきことだ。衝撃的で驚くべきことだ」 今月初めに行われたセルティックとの試合では3-0で勝利したレンジャーズだったが、その後は2引き分け。サットン氏はクレメント監督は「言い訳ばかりだ」と語っており、解任すべきだと主張しているが、同時にレンジャーズは指揮官交代に動かないだろうと推測している。 このままではセルティックに離されてしまう一方だが、レンジャーズは立て直せるだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部